こうのとり療法 は妊娠体質づくりのための治療法です

こうのとりが飛んできた

2012年6月16日 のアーカイブ

精子の質をもっと考えましょう

多くの患者様を診ていて一つ気になることがございます。
それは、卵の質には気を使っていても、
精子の質については然程気にされていない方が少なくないことです。

卵子も年とともに質の低下をするように、
精子も同様の変化を伴います。
そうです。
精子の質は卵子同様、染色体のエラーの有無で決まります。
ですから、40歳代の夫婦は
卵子の質のみならず精子の質も高めたいのです。

ですが、多くの男性は、
「女性と違って70歳代や80歳代でも父親になっている人が多くいる」
といい、精子の質は変わらないと思っている方が少なくありません。
確かに女性に比べて男性は年齢を重ねても子宝に恵まれるケースがあります。
ですが、精子の質は40歳を過ぎるころから低下し、
45歳以降は大きく低下するようです。

Lawrence Livermore National Laboratory』によれば、
45歳を超える男性の精子DNAの損傷は、
30歳未満の男性と比較すると2倍にもなります。
精子の質は染色体が決めますから、
単に数や運動だけでは判断できるものではありません。
一般に行われている精子検査では非常に分かりにくいのです。

ということは、子宝になかなか恵まれないのは、
「精子に問題がない」
といわれて安心している男性側に問題がある可能性も十分にあるのです。

もちろん、卵子同様、対策を取ることもできます。
卵子の質同様に、
精子の質を低下させる要因は日常の中に潜んでします。
その要因を知り、排除していけばよいのです。

精子の質を低下させる要因を列記していくと、
・セックスレス
・肥満
・陰部の過熱
・糖質や脂肪の多い食事
・アルコールや喫煙
などが挙げられます。
こういった事を排除すれば、例え50歳代以降であっても、
精子の質を高めることは可能であると考えています。

不妊治療の多くは、女性のほうが大変です。
是非、男性側も積極的に生活を見直して、
二人の子宝を宿せるよう手を取り合って頑張ってください。

余談ですが、もう一つ、
精子の質について面白い論文を紹介します。
Proceedings of the National Academy of Sciences
に紹介されたのは、
高齢の父親の子供は、長生きする可能性があるということです。

しかも、健康的に長生きできるのではないかというのです。
70歳代や80歳代で子を育んだお父さんは、
もしかしたら長寿というプレゼントを子に贈ることができるのかも知れませんね。

もちろん、冒頭にも書きましたが、
精子の質は低下することは否定できません。
また、生まれてくるお子さんが成人するころ、
お子さんに十分な教育ができるだけの収入があるかなどについても考慮して、
お子さんづくりに励んでほしいと思います。

子宝マッサージの詳細に関しましては当該記事をご参照ください。
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