2010年に、ある専門クリニックのDr.から、
「スプレキュアはhCGに比べて、若干、コントロールが難しい傾向がある」
と聞きました。
Dr.からの話や通われている患者さんの傾向を分析すると、
・年齢
・体重
・FSH値
などを考慮することによってスプレキュアの時間を変えた方が、
空胞を予防できるのではないかと思うのです。
例えば、一般的に9時採卵ですと、
前日の午前2時にスプレキュアをすることが多いと思います。
これは20歳代~30歳代前半の方向けの時間ではないでしょうか。
40歳代、特に40歳代半ばの方が午前2時にスプレキュアを行うと、
空胞になってしまうことが多いようです。
そこで昨年10月までの1年間、当治療院に通う40歳代半ばの患者さんで、
空胞が続いている方30人に、Dr.の指示で2時から0時に変えてもらいました。
すると、7割の方が採卵できるようになりました。
中には空胞が続くことで、治療自体を終了するように言われた患者さんもいます。
また、残りの3割の方の中には23時にすると採卵できたという方もおりました。
恐らく、40歳代の方はスプレキュアが十分に作用するためには、
若い方に比べて時間がかかるのではないかと考えられるのです。
スプレキュアの時間を早めると、
採卵時に排卵済みになってしまう可能性はありますが、
長く空胞が続くのでしたら主治医に相談の上、試されても良いと思います。
くれぐれも使用時間の変更は主治医の指示に従ってくださいね。
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明けましておめでとうございます。
子宝治療院は今日からが施術開始となりました。
また、初日から「妊娠できました!」という嬉しい報告も飛び込んできて、
幸先の良いスタートを切ることもできました。
今年も多くの方が妊娠できるよう、
良い情報を提供していきたいと頑張って参りたいと思います。
今年最初の内容は「空胞」についてです。
採卵をしても空胞がつづいていしまう。
こういった経験をされている方は少なくないと思います。
そこで空胞を少しでも減らすためのヒントを書いていきたいと思います。
空胞が続く方を分析してみて次のようなことが分かりました。
・転子間稜間が広い
・BMIが18未満、28以上
・採卵回数が多い
・アンダーバストとウエストの比率が0.92以上
・身内にリウマチの方がいる方
その他、独自の指数もありますが、
こういった事が多い方ほど空胞になる傾向が強くなるようです。
空胞を少なくする事は、
それだけ妊娠率を高めることにもなります。
こういった事を改善して少しでも空胞率を下げられると良いですね。
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